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グリシン 時計
1914年にスイス・ビエンヌに創業以来、この地で現在に至るまで自社工房にて一貫した時計の製造を行うブランドである。第二次世界大戦以前には、製造した時計をアメリカ軍、ドイツ軍、イギリス軍を中心に軍用として供給した実績を持つ。第二次世界大戦によって多くの時計メーカーが廃業を余儀なくされていく中でも、細々と時計の製造を行った。さらにクオーツ時計の出現によりスイス時計産業界が大打撃を受けた時代でも、独自の路線を貫いている。
多くのメーカーが自社へ設備投資を行い工場を構える中でそういった過剰な投資を避け、工房の規模で地道に機械式時計の製作にこだわり続けた結果、数々の恐慌や苦難を乗り越える事が出来たブランドである。その企業スタイルから開発されたのが1952年の真空クロノや、1953年にはフラッグシップモデルである24時間表示ムーブメントを搭載したパイロットウオッチ、エアマン。回転ベゼルとダイヤルに24時間表示されたデュアルタイム機能を持つ時計で、ムーブメントは24時間で一周するシステムの自動巻きだった。
アメリカ軍に正式に採用されたモデルではないが、ベトナム戦線に参加したパイロットたちからの絶大なる支持を得たのは、この24時間のデュアルタイム機能があったからだ。これにより民間のパイロットからの人気までも博している。アメリカ空軍から発足されてから、1980年代にはアルタスというブランド名で、アメリカ軍のミルスペックに基づき製造された時計として軍ヘ供給されたこともある。高精度かつ、堅牢でなければならないミリタリーウォッチの条件を満たした信頼性は、高い評価を得ている。
その後、ミリタリーウオッチも使い捨て用のプラスチックケースなどが出回り、存在も薄れていたが1999年エアマン2000やインクルソーレ、2001年グリシン&アルタスと、次々に発表し機械式時計メーカーとしてのポジションを誇示。日本でも愛用する人が増えてきたブランド。
創業年 1914年
創業者 ユージン・メイラン
本 社 スイス ビエンヌ
公式サイト
グラハム
http://www.glycine-watch.ch/

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一口メモ
第二次世界大戦では、グリシンのあるスイスのヴィエンヌがドイツの政権下にあった為、ドイツ軍の時計を製作し供給していた。
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